《 会社の特色 》
社会福祉法人 山陰会は1965年に設立され、保育から障害分野まで17事業29施設を運営しております。職員数は法人全体で約120名でアットホームな雰囲気の中、地域に寄り添う活動を行って参りました。私たちの法人のミッションはご利用者・法人、法人職員・地域の方々が智に手を携えながら豊かなふるさとづくり、共生社会を実現することにあります。また長崎県の法人施設や全国の社会福祉法人と連携を取りながら、福祉の発展に寄与する事業も積極的に展開しております。
普賢学園は社会福祉法人 山陰会の障害者支援部門の施設です。主として知的障害や発達障害、精神障害のある方の生活支援・活動支援を行っております。ご利用者がワクワクする目標やニーズ、願いを掘り起こし、その目標の達成に向けてサポート・共に歩んでいくのが私たちの役割です。活動支援としてはリサイクル作業・農作業(原木シイタケ・季節の野菜・みかん栽培)などを行っています。
法人のスタートは保育園からで地域の皆様に支えて頂きながら、共に創設以来50年以上歩んで来ました。これからも福祉事業を通じて、ご利用者の幸せはもちろんの事、法人職員の幸せ、豊かな地域づくりに邁進していきたいと考えております。
会社の取組
【地域貢献事業について】
○生活困窮者レスキュー事業
→県社協が合同で行っているものに、参加をしております。
○地域安全見守り隊
→自法人で組織し、小学校の通学エリアへの交通安全に関するのぼり旗の設置や不法投棄の監視、防犯活動を行っています。
○地域の公民館の補修
→老朽化して塗装が剥がれた掲示板や手すりなどを無償で補修しています。
○「10万人の森整備事業」
当法人のある深江町大野木場地区は28年前の雲仙普賢岳噴火災害で甚大な被害を受けました。
幸いにも人的な被害はありませんでしたが、小学校や家々が被災しました。
被災した小学校に植えられていたイチョウの木も火砕流により燃えましたが、その後数年かけて青葉を実らせ、枯れずに復活しました。その後、イチョウの木がこの地区の復活のシンボルとなりました。被災した住宅の跡地に十数年間前に当法人の知的障害者支援施設 普賢学園の利用者と地域の人が一緒になって地域復興のシンボルであるイチョウの木を植樹したのがきっかけです。
現在も利用者の方が定期的にイチョウ畑の整備をされており、シーズンには紅葉したイチョウの金色の絨毯を見ることが出来ます。
○公園の整備
空き地を利用して、土地を整備し地域の子どもたちが遊べる場所を作っています。
○芋掘り体験
地域の小学校のこどもたちを招き、芋掘り体験を行なっています。
○老人会のイベントのサポート
今年度より地域の老人会のペタンク 大会の運営サポートを実施しました。
○ベンチの設置
お年寄りが散歩や買い物の途中で休むことが出来るよう、地域にベンチを設置しています。
○その他
世界遺産の原城跡などを定期的に清掃しています。
【キャリアパス・研修制度】
〇働きやすい職場づくり
Nピカ取得に始まり、今後はユースエール、クルミン、エルボシなど様々認証制度を取得していく予定です。キャリアパス制度や給与制度も見直し、将来の見通しややりがいを持って働くことが出来る環境を整備しています。令和2年2月には2週間の育児休暇を男性職員が取得します。
〇多様な研修制度
24時間365日受講が可能なウェブ学習システムを取り入れています。いつでもどこでも、好きな時に150種類以上の多様なコンテンツから福祉を学ぶことが出来ます。
【相談サポートシステム】
入職された方全員に「24時間健康相談サポート」(家族の相談も可能)、「メンタルケアカウンセリングサービス」、「24時間介護相談サポート」(家族の相談も可能)をご利用して頂くことが出来ます。安心して相談出来る体制を整える事でワークライフバランスを支援しています。
【資格取得推進制度】
手厚い資格取得制度があります。(資格手当、資格取得お祝い金、シフト優遇制度、資格取得費用前借制度)積極的に資格を取得している職員が多くいます。
取組の成果
地域貢献事業を通じて、地域の皆様と顔見知りの関係になる事ができたり、気軽にご相談を頂けるようになってきました。顔の見える関係性を大切にして、当法人の理念である「すべての人に愛を」、「お陰様の道」、「自由の道」を実践を通じて、法人職員・ご利用者・地域の皆様と共に豊かなふるさとづくりに積極的にかかわっていこうと考えております。
働きやすい職場づくりは数年前から積極的に進めており、着実に若手・中堅クラスの職員が育って来ております。離職率も低下し、資格取得や自主学習に向けて積極的に学んでいる職員が多くいます。
キャリアパスや研修制度も明確に整備されており、誰もが同一労働同一賃金に基づいた公平公正な環境でやりがいを持って仕事に励む事が出来る環境も離職率低下に関係していると感じます。