梶原実業株式会社
■ 事業内容
プレストレスト・コンクリート橋梁上部工、鋼橋の建設及びメンテナンス・耐震補強・更新工事。
長崎県・大村市からの一般土木工事施工管理。
■ 所在地
長崎県大村市東大村1丁目2390番地5
■ 従業員数
35 名 (男性 32 名、女性 3 名)
《 会社の特色 》
我が社は、1978年に橋梁工事労務専門会社として創業し九州各地の橋梁を数多く築造しています職人集団が母体の会社です。また、長崎県や大村市発注の公共工事にもAランク認定業者として土木工事の施工監理業務を行っています。土木工事業の年間工事完成高では2019年度に長崎県大村市内業者で1位となっています。また、プレストレスト・コンクリート工事業の工事完成高では長きにわたって長崎県1位を続けています。橋梁課社員3名は国土交通大臣から橋梁特殊工として建設マスター顕彰を授与されています。
会社の取組
我が社は4週6休制として長年運営していましたが、2018年3月から社会保険労務士と協議を重ねて従来の4週6休制から段階的に就業規則改正を行い2018年に4週7休制へ改正、2021年に4週8休制改正を実現しました。
橋梁課、土木課には多能工職人が多数在籍していたので、従来からの日給月給制を月給制に給与同額補償で移行を行いました。
さらに段階的に休日日数を増やした際も従業員の給与を同額に維持し、会社負担金を実質的に従業員に還元を致しました。
2022年からの取り組みでは、土木課に建設ディレクターを本社勤務として各現場の書類作成を行い、デジタル技術ソフトを積極的に活用して現場技術者の負担軽減に努め、各工事現場をサポートして会社一丸のチームで現場に望む挑戦をしています。また、社員の生産性向上へのやる気や意識改革に努め創意工夫や測量機材などの最新機器の導入を常に考えて運営しています。
土木課各職員がリモートで積算が出来る積算ソフトを導入して設計変更の算定など従来は本店に固定しているパソコンでしか出来なかった積算業務を各持ち場で出来るように致しました。
毎年行っている健康診断の再検査対象者への受診補助金制度や長崎県と全国健康保険協会長崎支部に「健康経営」宣言を行って社員の健康維持に寄り添っています。
会社の知名度をUPする活動としては、長崎県誰もが働きやすい職場づくり実践企業認定制度“ながさきキラキラ企業「Nぴか」”の認証を戴きました。
会社のホームページを新たに立ち上げて、SNSに連動するようにして、建設ディレクターに我が社の情報や各現場進捗情報などをインスタグラムやツイッターで若い人達に見ていただくように若者目線で製作して発信しています。今秋には会社紹介動画を土木課の技術員や土木・橋梁課の職人目線で製作するようにしており、長崎県内の高校などへのリクルート資料としてCDを配布予定にしています。
2022年から長崎県で活躍されています地元のサッカークラブチームのV・ファーレン長崎のスポンサー企業になりました。我が社の知名度向上と微力ながら郷土に貢献させて頂いています。また、試合観戦チケットの社員配布やイベント参加など社員の福利厚生にも役立たせていただいています。
取組の成果
社員や協力会社の働きやすさの維持継続・向上を目指して建設業界のイメージアップの向上、地域の守り手(防災)やものづくりの魅力をSNSなどでアピールして今後の若手入職者を獲物して行きたいです。また、地元発展に微力ながら寄与していきたいです。
社員の声
Q:働きやすいと感じるところはどこですか?
社員同士の風通しがいいところです。社内がいい雰囲気でいれるからこそ、うまく支え合えることができていると思います。
Q:この会社でやってみたいことは何ですか?
施工管理システムが導入されたのでいち早く使いこなせるようになって、効率化をはかりたいです。
Q:今後の目標を教えてください。
1つ1つの現場の安全、工期、品質の面でトラブルなく質の高い仕事をすることをこれからも続けていきます。
(30代 男性)
Q:働きやすいと感じるところはどこですか?
上下関係がいい意味でアバウトな面があり、先輩後輩関係なく、仲良く相談し合えるところです。
Q:この会社でやってみたいことは何ですか?
自分が持っている技術やノウハウを継承した後輩をどんどん増やしていきたいです。
Q:今後の目標を教えてください。
これからも学びは欠かさず、オールマイティでなんでもこなせる技術人になりたいです。
(40代 男性)
Q:働きやすいと感じるところはどこですか?
社長との距離が近くて、よく相談に乗ってもらうことがあり、こういう風通しの良さが働きやすさにつながっているのではないかと思います。
Q:この会社でやってみたいことは何ですか?
やってみたい事は沢山ありますが、後輩がどんどん成長していく姿がモチベーションなので、いずれは自分の手で後輩を職長まで成長させてみたいです。
Q:今後の目標を教えてください。
現場は安全が一番。事故を起こさず質の高い仕事をすることが、これまでもこれからも自分の一番の目標です。
(40代 男性)
Q:働きやすいと感じるところはどこですか?
先輩方に質問しやすい環境があるところです。わからないところを一つ一つ丁寧に教えてもらえるので、日々成長できています。
Q:この会社でやってみたいことは何ですか?
まずは基礎的なことからどんどん経験を重ねて知識をつけ、仕事を任せてもらえる職長になりたいです。
Q:今後の目標を教えてください。
どんな職業でも勉強と経験が重要だと思っています。いろんな現場でいろんな経験をして、いち早く先輩たちに一人前だと思ってもらえることが一番の目標です。
(20代 男性)
取組宣言 ※認証日時点
<所定外労働時間の削減のための工夫を行っている。>
・自宅から現場の直行直帰を認めている
・現場の安全管理に「グリーンファイル」「ビルディー」等のソフトを導入し、書類作成の時短短縮
・建設ディレクターを配置し、各現場の書類作成やデジタルソフトを活用して現場技術者の負担を軽減している
<年次有給休暇の取得促進の取組を行っている。>
年次有給休暇の計画的付与制度を導入
<メンタルヘルスの相談体制を整備し、従業員全員に周知している。>
・相談窓口を設置し、公表している
・ストレスチェックの実施
・社長との個人面談を年に1~2回実施
<がん、脳卒中、心疾患、不妊などの治療が必要な従業員に対して、治療と職業生活の両立の長期的な支援を行っている。>
・年次有給休暇を時間単位・半日単位で取得できる休暇制度の導入
・個人面談を実施し、個別に対応
<従業員の健康づくりのため法定以上の支援を行っている。>
・インフルエンザの予防接種、健康診断の費用を全額支給
・再検査費用の一部負担
・運動促進のため、毎年ボウリング大会を開催
・健康診断後の協会けんぽによる特定保健指導を実施
<高齢者が働きやすいように設備や業務内容等の改善に積極的に取り組んでいる。>
・業務内容については、本人の健康状態及び希望を考慮し、決定している
・夏場の熱中症対策として飲料やアイスの提供等を行っている
<テレワークを推進している。>
・テレワークできるようにノートパソコンを採用している。
・リモートデスクトップを設定
<パワーハラスメント、セクシャルハラスメントやマタニティハラスメント、パタニティハラスメントについての防止対策(社内研修会や相談窓口の設置など)を行っている。>
・外部講師による講習会の実施
・ハラスメント防止対策のチラシを社内掲示している
・相談窓口を設置し、公表している